2014年4月20日日曜日

「トビ」と「見越し」とシャフト

ボールの中心よりも左右を撞いた時に、ボールが左右に押し出されるように動く「トビ」と呼ばれる現象が起こります。この「トビ」にはいくつかの原因があるようで、シャフトの形状や先角の形状など、あまり簡単に克服出来ることでは無いようです。

1990年代に、その「トビ」の少ないシャフトとして登場したのがハイテクシャフトです。
プレデター社の314シャフトやアダムのACSSシャフトなど、複数枚の木を貼りあわせて作られたこれらのシャフトは、それまでに売られていたノーマルシャフトの多くと比べて「トビ」が少なくてショットの成功率が上がると人気になりました。


もちろん、従来のノーマルシャフトに慣れている上級者によっては、その評価や好みが分かれることもありますが、(一般的な意見として)トビの少ないハイテクシャフトを使用することでショットの精度が上がると言われています。


ノーマルシャフトしかない時代からビリヤードをプレーしている人にとっては、ノーマルシャフトの持つ打感の良さなど、ハイテクシャフトよりもノーマルシャフトの方を選ぶプレーヤーも多く、決して性能面の全ての面でハイテクシャフトの方が優れているということでは無いようです。

今後は良質なシャフトの材料となる木材の入手が困難になると言われているため、ハイテクシャフトの人気は増す一方かもしれません。

a45ビリヤードのオフィシャルサイトには、ハイテクシャフトのメーカーのウェブサイトの一覧もご用意していますので、色々と見比べてみてくださいね。

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