2014年4月29日火曜日

ビリヤード練習法 「狭いポケットで練習する」

手球を正しい厚みに当てる練習は、ポケットビリヤードのみならず、キャロムビリヤードをプレーする人にとっても、とても重要なことです。

そういう意味では、テーブルが大きくてポケットにボールが入りにくい「スヌーカー」をプレーしたり、練習するのは最善の上達法の一つと言えるかもしれません。 実際に、スヌーカーをしばらくプレーした後で、ポケットビリヤードをプレーすると、かなり易しいと感じられたりします。スヌーカーテーブルでのロングショットと比べれば、通常のポケットビリヤードのテーブルのロングショットは短くなるし、クッション際のボールをポケットする難しさはかなり易しくなるので、自信もつくでしょう。 


残念なことは、あまりスヌーカーのテーブルが置いてあるお店が多くないので、スヌーカーがプレー出来る環境が近くに無いという人が多いことでしょう。こればかりはどうすることも出来ませんが、ポケットビリヤードのテーブルのポケットの幅を狭くしてあるテーブルを置いているビリヤード場もあるので、そういうテーブルで練習したり、プレーすることで、スヌーカーテーブルでプレーするのと同じような効果を得ることができます。 

でも、初心者や中級者には難しすぎてしまう可能性もあり、もしも上級者と相撞きしていると、自分はほとんどボールを入れられずにゲームが終わってしまうなんてことになってしまうかもしれません。 

そこで、通常の幅のポケットの幅を狭くして練習出来るというスグレモノをご紹介します。 これがあれば、中級者でも気兼ねなく狭いポケットのテーブルで練習することが出来ます。センターショットや苦手な厚みのボールを繰り返し練習すれば、きっと今まで以上に厚みをシビアに狙うことが出来るようになると思います。 

一つだけ使用上の注意点として、ビリヤード場のスタッフに一言許可をもらってから使用するようにして下さいね。そして、くれぐれもビリヤード台を汚したり、壊したりしないように気をつけましょう。




2014年4月28日月曜日

ビリヤード上達法(手球のコントロール)

ポケットビリヤード(プール)の中級者くらいになると、ポケットにボールを入れる技術はだいぶ向上してきていますが、手球のポジショニング(出し)が大きな課題になってきます。また、せっかく難しい厚みのボールをポケットに入れたのに、手球がスクラッチしてしまってとても悔しい思いをすることも増えてきます。

そこで、それまでは的球をポケットに入れることに重点を置いていた課題を、手球のコントロールへと変えていくことになるのですが、ポケットビリヤードからビリヤードを始めた人にとって、手球のコントロールに関する基礎知識が、意外と不足していることが多いことに気づきます。


ビリヤードブーム以前にビリヤードを始めた人の多くは、四つ球からビリヤードを始めた人が多く、的球のコントロールよりも先に手球のコントロールを優先して技術を磨いているので、手球のコントロールに関する基礎知識をしっかりと持っている人が多いのです。

四つ球などのキャロムビリヤードは、手球を的球に当てて得点するゲームなので、初心者の時から手球のコントロールに重点を置いて練習したりプレーします。

そして四つ球で手球のコントロールの基本を身につけていくと、さらにはシステムと呼ばれる計算を使って、よりさまざまなボールコントロールの知識を技術を磨いていきます。


こういったキャロムビリヤードで必要とされる手球のコントロールの知識や技術は、ポケットビリヤードをプレーする上でも非常に有効なことは言うまでもありません。

「スリークッションとか、難しそうで理解出来そうもない」とキャロムビリヤードに二の足を踏んでいるポケットビリヤードのプレーヤーのみなさんには、是非一度と言わず何回か試しにプレーしてみて欲しいと思います。

きっと「あ、こういうことか。」とピンとくることがあって、それが後になって「あの時にキャロムをプレーしてみて良かった」という実感が湧いてくると思いますよ。



2014年4月26日土曜日

奥深いチョークの世界

ビリヤード台の端にちょこんと置かれている「チョーク」。
マスター、シルバーカップ、トライアングルなど定番のチョークなど、よく見かけるブランドのものや、ロンゴーニ、プレデターなどのキューメーカーのチョークも人気があります。


初心者にはその役割の大きさはピンとこないかもしれませんが、チョークの良し悪しはプレーの良し悪しにとても大きな影響を及ぼすほどとても重要です。チョークはタップに塗った時に、程よくくっつくチョークが良いとされていて、あまり柔らかすぎてベッタリとした感じや、硬くてうっすらとしかくっつかないと、ショットに悪影響が出てしまうと言われています。

色や形や大きさやパッケージなど見た目にも多彩なチョークですが、使ってみてその柔らかさやタップへの付き具合など、プレーにも重要な役割を果たしているチョークを注目してみると、コレクターがいるのもうなずけてしまいます。




ブレイクキューは勝利への近道

かつて、ブレイクキューはプレーキューを壊さないようにするために、ブレイクは別なキューでプレーするためのキューのことでした。

現在販売されているブレイクキューは、ブレイクショットのために技術を結集して作られたブレイク専用キューで、強く撞きやすくて、ボールが上下左右にとびにくく作られています。

パワー不足を感じる人にも、逆に手球が場外へ飛び出してしまう人にも、ブレイクキューはブレイクショットにまつわる問題解決を助けてくれます。

実力が拮抗している選手同士の試合では、ブレイクショットを撞くプレーヤーは非常に有利だと考えられていますが、それはブレイクショットが成功すれば、そのゲームを有利に進めて勝利出来る可能性が高いからです。

逆に、ブレイクショットで失敗する場合の多くは、スクラッチや手球がテーブルの外へ飛び出してしまうファールが多く、相手にはフリーボールを与えてしまい、かなり不利なゲーム展開になってしまいます。

「ブレイクショットのためだけに、わざわざブレークキューを買うのは。。。」と考えている人もいるかもしれませんが、ブレイクショットの精度が勝敗に与える影響を考えると、ブレイクキューを持つのはかなり有効なことかもしれませんよ。

【ビリヤードキュー】ADAMブレイクキュー BENKEI-4
【ビリヤードキュー】ADAMブレイクキュー BENKEI-4
価格:47,520円(税込、送料込)



2014年4月21日月曜日

カスタムキューの買い方

カスタムキューを買いたいと思っても、なかなか欲しいものが手に入らないという話を耳にします。確かに、カスタムキューメーカーの多くは年間の生産本数がとても少なくて、有名なカスタムキューメーカーの場合、新規の注文を受け付けていなかったり、受注しても納品までは2年くらいかかるというケースも珍しくないようです。

また、カスタムキューメーカーの多くは職人さんが少人数でキューを作っている場合が多く、宣伝や販売などは代理店に任せているため、注文は代理店経由でなければ受けないということも多くあります。


ですから、もしも「新品」の購入を希望しているのであれば、日本国内にある代理店を探して相談するのが一番の近道ということになります。

もしも「中古品」やすでに生産を終えているメーカーのキューを探すのであれば、代理店だけではなく、ビリヤード場やヤフオクなどを利用するのもひとつの方法だと思います。

ただし、やはり中古品の場合には「品質」や「状態」など注意深く確認する必要があります。どんなに見た目がキレイでも、プレーに支障のある故障があったり、中には修理不可能な状態に曲がってしまっていたりする可能性もあるのでとても注意が必要だと思います。

カスタムキューは中古であっても数十万円といった価格で販売されているものが多いものですから、運悪く品質の悪い物だった場合には大変な損失になってしまいます。

そして最後の手段として、アメリカのカスタムキューをアメリカへ買いに行くという方法もありますが、人気の高いメーカーのキューは、日本よりも品薄だったりするので、よほど事前に情報を集めて、予約してから渡米するなどの準備をしっかりされることをオススメします。

アメリカなど、海外から購入する際の注意点は「ワシントン条約」です。象牙やキューに使用されている一部の木材は、ワシントン条約で輸出入が規制されているため、そういったものを使用しているキューは海外から日本に持ち込むことができません。

このように、まずは一番安全で安心な購入方法は「日本国内の販売代理店で新品を購入」すること。そしてもしもそれ以外の方法で高価なカスタムキューを購入するのであれば、自己責任でその品質や郵送などのリスクをマネージメントしなければならないということを理解してから購入するのがオススメです。



2014年4月20日日曜日

「トビ」と「見越し」とシャフト

ボールの中心よりも左右を撞いた時に、ボールが左右に押し出されるように動く「トビ」と呼ばれる現象が起こります。この「トビ」にはいくつかの原因があるようで、シャフトの形状や先角の形状など、あまり簡単に克服出来ることでは無いようです。

1990年代に、その「トビ」の少ないシャフトとして登場したのがハイテクシャフトです。
プレデター社の314シャフトやアダムのACSSシャフトなど、複数枚の木を貼りあわせて作られたこれらのシャフトは、それまでに売られていたノーマルシャフトの多くと比べて「トビ」が少なくてショットの成功率が上がると人気になりました。


もちろん、従来のノーマルシャフトに慣れている上級者によっては、その評価や好みが分かれることもありますが、(一般的な意見として)トビの少ないハイテクシャフトを使用することでショットの精度が上がると言われています。


ノーマルシャフトしかない時代からビリヤードをプレーしている人にとっては、ノーマルシャフトの持つ打感の良さなど、ハイテクシャフトよりもノーマルシャフトの方を選ぶプレーヤーも多く、決して性能面の全ての面でハイテクシャフトの方が優れているということでは無いようです。

今後は良質なシャフトの材料となる木材の入手が困難になると言われているため、ハイテクシャフトの人気は増す一方かもしれません。

a45ビリヤードのオフィシャルサイトには、ハイテクシャフトのメーカーのウェブサイトの一覧もご用意していますので、色々と見比べてみてくださいね。

ハイテクシャフトのメーカーへはこちら>>>


2014年4月19日土曜日

ビリヤードの初心者グループにオススメ「グループレッスン」

ビリヤードは未経験者や初心者には敷居の高いことが多いのかもしれません。もしかしたら「知らないことばかりで勝手が分からないので不安」と感じる初心者がとても多いのではないでしょうか。

未経験者や初心者には同じような不安は、ゴルフなどでも同じだと思いますが、ゴルフの場合は通常2人〜4人一組でラウンドするので、初めてゴルフへ行く時にはたいてい経験者が一緒にプレーしてくれるし、おそらくゴルフ場選びから、予約から、服装や持ち物に至るまで様々なアドバイスをしてくれると思います。

それに比べて、ビリヤードの場合はゴルフとくらべて身近で料金も安いためか、初心者同士が誘い合ってビリヤード場へ行くことが多いので、必要なアドバイスが受けられずに分からないことだらけのまま、とりあえず見よう見まねでやってみるっていうのが一般的のように思われます。

a45ビリヤードには「未経験者/初心者の方へ」というコンテンツを用意しています。ここを読んで頂ければ、ビリヤード場でのマナーやルールなど分からなくて不安になることに対する説明をしていますので、是非読んで頂きたいと思います。


そして、せっかくビリヤードが楽しいという友達が集まっているのなら、そのグループでみんな一緒にプロ選手からレッスンを受けるというのがとてもオススメです。

例えば、プロ選手が所属しているビリヤード場の多くは、グループレッスンを受け付けています。参加を希望する人数やレッスンの内容などを電話やメールで相談して、料金や日時を決めればOKです。

大学のサークル単位でも良いでしょうし、企業や学校の仲良しグループや地域の高齢者のレクリエーションなども、もちろんOKです。一回のレッスンでプロ選手のようにプレーできるようにはなれませんが、ビリヤードの基礎知識と基本スキルを教えてもらえれば、あとは練習するだけで初心者レベルを卒業するまでの時間はあっという間になるかもしれません。

プロ選手に習って、ビリヤードを楽しくプレーしましょう。

是非皆さんも、お気に入りのキューを見つけてビリヤードを楽しんで下さい。



2014年4月17日木曜日

キューの選び方


一言で「キューの選び方」と言っても、キューにはさまざまな種類があるので、そう簡単にどういうキューを選べば良いのかという答えは出てこないものです。

そこで今日は、キューの選び方のポイントについてお話したいと思います。
キュー選びをする際に、いくつかのポイントを踏まえて、そのポイントの組み合わせから絞り込んでいきましょう。

1. 価格帯
初心者〜中級者向けエントリーモデルは20,000円〜60,000円くらいで、中級者〜プロ選手向け高性能モデルは80,000円〜200,000円くらい。年間の生産数が少ないカスタムキューは200,000円〜1,000,000円以上と、同じキューと言っても価格帯はとても広いので、まずは予算の範囲から選択肢を絞り込むのが良いと思います。

2. 性能
キューの製造は、使用されている材質の品質や種類や組み立てる構造などによってさまざまです。アダムジャパンのMUSASHIは一般的なキューとは異なる構造により、高性能キューとして多くのプレーヤーに支持されています。

3. デザイン
装飾の無いシンプルなストレートキュー、剣やタケノコのハギのあるキュー、複雑なデザインに細かな装飾と、贅沢な材料を使用して芸術品と呼ばれるようなカスタムキューなど、キューのデザインもさまざまです。

4. アフターケア
修理などメンテナンスが必要になった時に、アフターケアしてくれるメーカーもあれば、海外などのメーカーでアフターケアの依頼も出来ないメーカーもあります。ただし、日本国内にもキューのメンテナンスをしてくる業者がいるので、そういった業者にお願いするという方法もあります。

5. 利便性
キューを購入する際に気をつけておきたいのが、シャフトとバットをつなぐジョイントネジの種類です。ジョイントネジの種類が異なるシャフトは装着出来ないので、今まで使っていたキューのジョイントネジと同じネジの種類のキューの方であれば、シャフトを使うことが出来るというメリットがあります。

6. 相性と組み合わせ
使用するシャフトや先角やティップ(タップ)などの種類の組み合わせによって、キューの性能や感触は異なってきます。プロ選手や上級者になると、その違いはプレーに大きく影響してくるため、キューを選ぶ際にはそういったモノとの組み合わせにも気を遣っているそうです。


最後に、a45ビリヤードがオススメするキュー選びのポイントは、「気に入るか否か」だと考えています。やっぱりお気に入りのキューでプレーするのが一番うれしいですからね。

是非皆さんも、お気に入りのキューを見つけてビリヤードを楽しんで下さい。



2014年4月14日月曜日

ビリヤード用語集


a45ビリヤードのオフィシャルウェブサイトには、「ビリヤード用語集」を掲載しています。
このビリヤード用語集はa45ビリヤードが監修したオリジナル用語集で、ビリヤード用語を調べてまとめるのはとても骨の折れる作業でした。

このビリヤード用語集をまとめる作業を進めていて驚いたのは「一般的に知られているビリヤード用語の中には、複数の外国語を語源とした用語が混在している」という点です。

また、アメリカの英語とイギリスの英語に違いがあるように、ビリヤード用語についてもアメリカのビリヤード用語と他の国々で使われるビリヤード用語には違いがあります。

例えば、ビリヤードの試合で、先攻と後攻を決める「バンキング」ですが、アメリカでは「ラグ」と言います。また「ハンデ」のことをアメリカでは「スポット」と言ったりします。

このように、一言で「ビリヤード用語」と言っても、語源となっている言語の種類や、日本で古くから使われて定着しているものまで幅広く、それを「用語集」としてまとめるのはとても難しいと感じました。

現在のビリヤード用語集には、非常に基本的な用語を出来るだけ正確に、そしてシンプルに記載することに専念しているため、まだまだ追加すべき説明や用語はあると考えていますが、基本的なビリヤード用語については概ね網羅しているので、是非ご利用頂きたいと思います。

a45ビリヤードのビリヤード用語集はこちら>>>


2014年4月8日火曜日

ビリヤード上達法(初心者〜中級者向け)

ビリヤードの初心者にオススメの上達法はいくつもあり、様々な意見があると思いますが、a45ビリヤードではより確実に上達出来ると思われる方法を選んでオススメしたいと思います。

1. プロ選手に教わる
中途半端な上級者ではなく、プロ選手に教わることが出来れば、まず間違いのない知識と技術を教えてもらえるはずです。「いきなりプロ選手に教わるなんて。。。」と気後れしてしまう人も多いと思いますが、やっぱりプロ選手にはきちんとした理論や説明するために必要なしっかりとした知識があるので、プロの選手に教わるのが一番だと思います。
全国各地のビリヤード場では、プロ選手によるレッスンを受付ているところもあるので、レッスンを受けるのをオススメします。

2. プロ選手の本やDVDで学習する
なかなかレッスンを受けに行かれないという人にオススメなのは、プロ選手が監修した初心者向けの本やDVDで学習することです。プロ選手が監修した本やDVDでは、初心者でも理解出来るように順序よく理解出来るように構成されています。特にDVDにはスーパースローなどの映像を駆使して、肉眼では見られないボールやキューの動きをハッキリと見られるので、とても参考になると思います。


3. ビリヤード検定を受験する
ビリヤード検定は初心者から受験することが出来て、レベルに応じた課題と評価によって検定結果が言い渡されます。どんなプレーヤーも、プレッシャーの有無や調子の良し悪しによってショットの成功率は変わりますが、初心者の頃から緊張する中で受験した結果を、客観的な評価として受け入れて自分の実力と向き合うことが出来るのはその後の上達していく上で非常に有効なことだと思います。

ビリヤード検定についてはCue'sのウェブサイトでご確認下さい>>>

4. 緊張する環境でプレーしてメンタルも鍛える
ビリヤード検定の受験や、JPAでの試合や、行きつけのビリヤード場のハウストーナメントなどでプレーするのは、普段友達とプレーするのとは違って、とても緊張する状況だと思います。とても緊張する状況でプレーすることで、普段なら成功率の高いショットでも失敗してしまったり、冷静な判断が出来なかったり、普段ではしない失敗をしてしまったりします。ビリヤードはメンタルのゲームと言われることも多いように、緊張している状況でプレーすることは避けられないものなので、初心者や中級者の頃から緊張する環境でプレーしてメンタルを鍛えることもオススメします。

5. 楽しくプレーすることを心がける
楽しくプレーしていると、思わぬショットにビックリした時に「どうして?」「なんで?」と疑問に感じたことを人に尋ねたり、再現してみようとしたりして、ビリヤードに対する好奇心と共に様々なことを楽しく学ぶことが出来ます。一方、調子が悪くて思い通りのプレーが出来ない時に、ついイライラしたり怒ったりしてしまうと、思わぬショットにも興味が持てずにせっかくの学ぶ機会を逃してしまいます。いつも楽しくプレーすることを心がけているだけで、得することが多かったりするものですね。



2014年4月6日日曜日

ビリヤード雑誌「Cue's / キューズ」

ビリヤード雑誌「Cue's / キューズ」はビリヤード情報が満載のビリヤード専門誌。

国内外のプロ選手の試合やアマチュアの試合の情報や、キューやタップなどのビリヤード用品についての特集など、貴重なビリヤードの総合情報源として購読されています。

もう少しスリークッションなどのキャロムビリヤードに関する情報が増えたら嬉しいとも思いますが、今後もビリヤード業界の貴重な専門誌として頑張って欲しいと思っています。

ビリヤード検定の普及活動もされているので、ビリヤード検定に興味のある方はキューズウェブCue'sでご確認下さい。

キューズウェブCue'sはこちら>>>




UStreamでビリヤード中継を観戦

テレビでビリヤードの試合を中継してくれたら良いなと思うけれど、なかなか色々な事情で難しいようです。数年前まではCS放送でスヌーカーのプレミアリーグを放送していましたけれど、いつの間にか放送されなくなってしまいとても残念です。


一方で、インターネットの動画配信サイト「ユーストリームhttp://www.ustream.tv」では、日本国内のプロやアマチュアのビリヤードの試合を中継しています。

JPBA所属のプロ選手が出場するナインボールやテンボールの試合、JAPAのアマチュア選手が出場するナインボールやテンボールの試合、JPBF所属のプロ選手が出場するキャロムビリヤード(スリークッションなど)の試合など、その内容も多彩です。

プロもアマチュアもトップレベルの選手の試合を中継してくれるので、とてもレベルの高い試合がインターネットにつながる環境ならどこでも見られるので、本当にありがたいですね。

「ビリヤードで遊ぶのは好きだけどプロの選手の試合は見たことが無い」という人には、是非見てみて欲しいと思います。プレースタイルやここぞという場面でのショットの凄さなど、見どころ満載です。

また、「スリークッションに興味はあるけど、やったことがない」という人には、JPBFの試合の観戦をオススメします。プール(ポケット)しかプレーしたことがないという人にはその魅力はちょっとわかりづらいかもしれませんが、一旦その魅力が分かればのめり込んでしまう人も多いので、もっと多くの人にプレーしたり観戦して欲しいなと思います。


CSでのスヌーカープレミアリーグの放送、復活して欲しいですね。


2014年4月4日金曜日

ビリヤードを仲間とチームで楽しめるJPA


ビリヤードは一人でプレーするよりも、友達や仲間と一緒の方が断然楽しい!

そんな「ビリヤードは仲間と楽しくプレーしたい」と感じている人々に支持されているのが、JPA(ジャパニーズプールプレーヤーズアソシエーション / Japanese Poolplayers Association)です。JPAのホームページによると、なんと27万のメンバーが登録している組織で、1チーム8名までの登録が可能で試合は両チームから選出された5名対5名で行われるというものです。

そして、日本で優勝すればアメリカのラスベガスで開催されるAPAのナショナルチャンピオンシップトーナメントに、日本代表として出場することが出来るという夢のようなイベントなのです。


JPAには独自の評価システム「スキルレベル」と呼ばれるものがあって、試合でプレーする度にその実績に応じてスキルレベルが変動します。そして、試合に出場する5名の選手のスキルレベルの合計が23を超えてはいけないというルールで試合を行うので、チーム同士の実力差があまりないという条件の下で試合をすることが出来ます。

JPAのチーム編成をする上で、上級者ばかりを揃えることが出来ないという制限は初心者や中級者を必ず必要になるので、チーム編成で必要不可欠な人材として歓迎されるという点がJPAが多くの人に支持される理由なのだろうと思います。

初心者は上級者とチームメイトとして一緒に練習したり試合に出たりすることが出来るので、効率的に知識や経験を積むことが出来ます。中級者も初心者と上級者に挟まれた環境で切磋琢磨され、上級者は上級者なりのハンデを追った上で試合の成果が求められるので、それぞれのレベルのプレーヤーがとても良い環境の中でプレーすることが出来るというのもJPAの魅力です。

試合に出場し続ける中で、少しずつプレーのスキルが上がって行く中で、キューやシャフトやタップなどの道具に関する知識も増えたり、きっと単純にプレーすること以外にもビリヤードの魅力はどんどん広がっていくのだろう思います。


もしも「JPAに興味はあるけれど、8人もチームメイトが集められなくてあきらめている」という人は、ビリヤード場やJPAのホームページなどへ相談してみて下さい。同じようにチームメイトを探している人を紹介してくれたり、チーム編成以外にも色々と相談に乗ってもらえると思います。



2014年4月3日木曜日

ビリヤードの実力を図るボウラードゲーム

ポケットビリヤードの実力を図る方法の一つとして有名なボウラードゲーム。

中級者以上のプレーヤーなら知らない人はいないのではないかと思いますが、初心者には全く馴染みの無いゲームかもしれません。


その名の通り、ボウリングと同じスコア表を使用して得点を計算して10フレーム300点満点で何点得点出来たかを競うゲームです。ただし、他のビリヤードのゲームとは違って、相手と一緒にプレーするものではありません。

ボウラードゲームについての説明はこちら>>>

ボウラードゲームは、JPBA(日本プロポケットビリヤード連盟)のプロテストにも長年用いられていて、男子は3ゲームの合計点数が630点以上、女子は420点以上が合格ラインとされています。

非常にわかりやすいゲームですが、精神的な強さと技術を要求されるタフなゲームなので、上手くなりたい!と思う方にはオススメのゲームだと思います。

a45ビリヤードでは、ボウラードゲームに必要なボウラード用紙を無料で配布しています。
みなさんの練習に是非ご活用頂ければ幸いです。


ボウラード用紙のダウンロードはこちら>>>

a45ビリヤードのオリジナルTシャツには、ボウラード用紙がそのまま印刷されたものがあります。元旦や大晦日など、一年に一度ボウラードゲームをしてスコアをこのTシャツに書き込んだり、友人や仲間と一緒にボウラードゲームしたスコアを書き込んだり、楽しい使い道は色々です。


a45ビリヤードのオリジナルTシャツはこちら>>>


2014年4月2日水曜日

ビリヤードの魅力

ビリヤードは魅力が満載の素晴らしい文化。

文化という言葉を選んだのは、知れば知るほどその奥深い世界にはさまざまな歴史や道具や人物や出来事があるからで、それらの色々な部分に魅力が溢れていると感じるからです。

初めてビリヤードと出会った時には、ビリヤードは「楽しい遊び」と思う人が多いと思いますが、その後ビリヤードをする度に上達したいと思う気持ちが増えていって、ビリヤードを「知識とメンタルとスキルが重要なゲーム」と思うようになっていきます。そして、プロ選手の素晴らしいプレーを見て、完全なる「プロスポーツ」と理解していきます。

また、最初は9ボールから始めた人が、スヌーカーやスリークッションをプレーするようになったり、アーティスティックビリヤードなどさまざまな競技の魅力に取り憑かれて行ったりします。

さらに、高級なカスタムキューやキューケースなど、ビリヤードの道具に魅了される人も多くいます。


プレーヤーにも、キュー職人にも、神やレジェンドと呼ばれる人がいたり、ビリヤードの歴史の中には個性的なキャラクターの人物もたくさんいて、そういった人々が残した武勇伝や伝説として語り継がれている話も、映画や小説よりも興味深い話がたくさんありますが、そういうものはあまり一般的に知られていません。

また、そこまでの壮大なお話ではない、「こぼれ話」と呼ばれるような小さなエピソードにも、ビリヤードファンには喜ばれるものもたくさんあるはず。

a45 Billiardsでは、まさにそういったさまざまな角度から「ビリヤードの魅力」をご紹介したいと考えていて、世界中で開催されているイベントや試合を訪問して、少しでも多くの人にビリヤードの魅力を知って楽しんで欲しいと願っています。